2009年4月3日金曜日

野菜工場ビジネス

大成建設は大規模な減産を実施している自動車/電機関連メーカーの遊休工場を野菜工場に転用する事業を開始。

野菜工場はLED照明や養液の供給システムを自動管理し、レタスなどを季節などに関係なく安定生産する設備。
大成建設は農業ベンチャーのグランパに資本参加して野菜の栽培ノウハウを習得した。

事前調査では大手企業20社から引き合いがあり、初年度5億円の売上高を見込む。

野菜工場の企業団体である植物工場普及振興会によると、国内で稼働している野菜工場は約40。
通常の農地では二期作が限界でも、季節や場所に関係なく安定的に育成出来る野菜工場では、品質を落とさずに連続生産が可能になる。

食の安全・安心の意識が高まる中、無洗浄のまま食べられる点も食品業界などで評価されているという。

無農薬の野菜を安定供給できる手段として、経済産業省と農林水産省も連携して支援策を検討しているようだ。

[国内の主な野菜工場]
神戸ファーム21 サラダ菜工場
セコム工業 ハーブ工場
キューピー サラダ菜工場
カゴメ トマト工場
JFEライフ レタス工場 など

(日経新聞 4/3朝刊より)

#無農薬で安全な野菜が食べられるのは大歓迎。
ただ、無菌室で過保護に育てられた野菜の味はどうなんでしょうか。
やはり太陽のもと、風雨に負けずに育った野菜の方が美味しそうな気がするのはイメージの問題・・・?!
一度食べ比べてみたいです。

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